ラテン音楽(キューバ系ブラジル系ともに)では本来ドラムセットは存在せず、数種類のパーカッションがそれぞれ異なったリズムパターンを演奏する事でひとつのリズムをつくって来ました。ドラムセットでこれらのリズムを演奏場合三種類以上のパーカッションのリズムパターンを一人で演奏する事になります。このため様々なパーカッションがどんな音でどんなリズムパターンを演奏するかを知っておかなければなりません。この講座はブラジル音楽の簡単な歴史と共に重要なパーカッションをひと通り覚え、ドラムセットでの演奏に生かしてもらう事を主な目的としています。又ドラマーだけでなく他の楽器(特にギター、ベース、ピアノ)の方もこれらパーカッションのリズムパターンを自分の楽器に応用する事もできます。ドラムはちょっとという人にはパーカッションのみのレッスンもOKです。また、サンバを中心にブラジルには100以上もあるといわれるリズムの中から、重要なリズムをピックアップして教えます。 このコースで使用する楽器について 1.ガンザ(シェーカー) サンバだけでなくあらゆる音楽で演奏できます。奏法は簡単ですが、効果絶大。でも正確に演奏しようと意外と難しいです。 2.タンボリン サンバには欠かせない楽器の一つ。木のスティックとプラスチックの スティックによって奏法が違います。リズムパターンはギターのカッティングとほぼ同じなので、ギター(ピアノ)の演奏に応用する事ができます。 3.パンディロ ブラジルのタンバリンと思ってください。奏法は難しいですが、非常に表現力豊な楽器です。マイクにつけて演奏するとまるでドラムのようなサウンドを出す事もできます。 4.スルド サンバを演奏する時に重要な役割を果たすスルド。楽器が大きいので体力が必要ですが、サンバの2ビートのグルーヴをしっかり出す事ができます。リズムパターンはベースやドラムの演奏に応用できます。また演奏の開始のきっかけや終わりのきっかけ、テンポチェンジなどバンドの指揮者的役割を務めます。 5.アゴーゴー サンバに華やかさを与える楽器です。又サンバだけでなくブラジルの様々な音楽にも使われます。 6.トライアングル クラッシックと違い左手で直接持ち、握る、離すの動作で、オープンとミュートの音を使いわけます。ブラジル北東部の音楽に欠かせない楽器です。又ボサノバや色々な音楽に使う事ができます。 7.クイーカ サンバに楽しさと色どりを与えるクイーカはリズム楽器でもあり、ソロ楽器でもあります。動物の鳴き声にも似たその音色は、とても面白く、うまく演奏すればメロディーを演奏する事もできます。
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